A.最初は、今までの倍を赤身肉を食べるように心がけてみてください。
目安は、毎食ごとに手のひら2枚分の大きさの赤身肉から摂取できる動物性タンパク質原量。
ステーキに例えると1回の食事で100gの赤身肉を2枚、重量でいうと約200gです。
しかし、いきなりそれだけの量を食べるというのも難しいもの。せっかくたっぷりの栄養を摂っても、消化吸収ができないと無駄になってしまいます。
まずは今までの「倍」を目安に、食べる量を無理なく増やしていきましょう。
A.回数よりも量!なので「小分け食べ」もOK!
一度の食事で食べられる量には限界があり、もちろん個人差もあります。
無理に食べて消化吸収ができなければ意味がありません。
「1日の食事は朝昼晩の3回」
と決めつけず、無理なくこまめに食べるのもアリ!
少し小腹が空いたときや何か口にしたい時に、出先でも手に入りやすい鶏のから揚げやビーフジャーキー、焼き鳥などをおやつにしてみてはいかがでしょうか。
昼食から夕食までの間を長く開けず、2時か3時頃にタンパク質を摂取すると、夕方の眠気やだるさがなくなり元気に過ごすことができますよ!
A.強く健康な美肌をつくるために必要な栄養素を、フルコースで摂取できる夢のような食材、赤身肉。身体にとって大事な栄養がほとんど入っているため、一番効率よく栄養不足を解消できるのが赤いお肉なのです。
他の「動物性タンパク質」を組み合わせでさらに美肌効果はUP!多様な栄養を摂ることで、より健やかで丈夫な美肌が叶います。
A.魚や卵、豆腐など色々な「動物性タンパク質」と組み合わせてみて!
動物性タンパク質を含む食品の中で最も推奨するのは赤身のお肉ですが、食べ物にはそれぞれ得意な栄養素があります。たとえば「必須脂肪酸」と呼ばれるEPA・DHAは血液をサラサラにしたり炎症を抑える働きをしてくれ、魚をはじめとする魚介類にしか含まれません。赤身のお肉だけでは網羅しきれない栄養素を、他の「動物性タンパク質」で補えばもう完璧です。赤身のお肉を中心に、魚介類・卵・大豆食品を合わせていただくのがベスト。多様な食材を組み合わせて「動物性タンパク質」をしっかり摂ることで、より輝く美肌を手に入れることができるのです。
参考文献
柴 亜伊子著『きれいな肌をつくるなら赤いお肉を食べなさい』青春出版社
長谷川 香枝著『最強「肉食」ダイエット』世界文化社